トップページ
 古本ショッピング
 書評
 通信販売法に基づく表記
 お問合せ


 

 


日付:

2006/05/30

タイトル:
百匹目の猿 −「思い」が世界を変える−
著者:

船井幸雄

出版社:

サンマーク出版

書評:
 

 ウーム、そうだったのか!成程、トンでもない豚野郎だった。食わず嫌いが、正解という幸福な場合を信じよう。胡散臭さではこの道、最前列。「いかにも悪党風」ならマダシモ、天下一品の極悪人だぜ。序に、オーマエ、お前もだ。アカシヤの原木も立枯れて、この刺抜き地蔵には影と言うものがない。曇天の日和見主義に切手を貼れば虹の橋が架かる、なんてことにはならんだろうよ。恥を知れ、このリボン豚!

 何がいけないかって?−みんないけない! 孫引き、剽窃、付け焼刃、良いとこ鳥の、八方美人(裏を反せば八方破れ)。ちなみに親孝行を口にしたら、親孝行者なのか。ただの思い込みじゃあネーのかよ。浅瀬に乗り上げたら、みんな船井流だよ。こういうのを綺麗ごとと言うんじゃないのかな。「転向」と言えば好い所を、エンジンブレーキで済まそうとするから、ついお喋りが過ぎるのだろう。競争原理で環境問題をクリア出来たらノーベル賞ものでしょうよ。坂道を下ってるのは、確かにお前さんのせいじゃない。この人、難破船の腐った錨も引揚げて金に換えたんではなかったか。これを善果と言うんだろう。

 (波の太鼓の音で、ヒステリーの人魚は120%スカートが広がり、パンツは50%縮みましたとサ。やれやれ、何のことやら。)

 それってシェルドレイクの学説?そうじゃないだろう。マンチェスターの法則とは水と油なんだから。牽強付会もいいところで、自己流にシェイクしてもシンクロしませんって。それに「形の場による形の共鳴」、これは何の説明にもなっていません。「親孝行者の親孝行」と言えばハンカチを眼に当てるご婦人がいたとしても。

 多くの「思い」が一定数に達したとき・・・それは「ファッシズム」となる。−そう帯の裏には書いてある。

 

 

 

 


全目録 海外文学 日本文学 芸術・デザイン 宗教・哲学・科学 思想・社会・歴史 政治・経済・法律 趣味・教養・娯楽 文庫・新書 リフォーム本 その他